先日の時坂峠TTで明らかになった体重増によるヒルクライムへの弊害について自戒を込めて詳しく書いておくことにします。
私のスペックは以下のとおり。(2020年6月7日現在)
- 年齢:38歳
- 身長:162 cm
- 体重:63 kg
- BMI:24.01(肥満スレスレ)
- 体脂肪率:18~19 %
良く言えば、ちょっとゴツ目のチビ。ストレートに言うと、チビデブですね。(最近二重アゴが気になる・・・)
以下、直近1年間の体重の遷移。2019年6月の富士ヒル対策で56 kg台、体脂肪率は14~15 %まで絞りました。9月の富士チャレ200までキープしていたのですが、レース直後から一気に体重が増加。
年末の忘年会、正月太りで体重は62kgまで上昇するも、1月はシクロクロス練のおかげで減少。しかしながら、2月後半からCOVID-19の影響で外を走る機会が少なくなり再び増加傾向に。それではまずいと、4月からGT-Roller M1.1を導入し、自宅でのトレーニングを開始。
4月、5月の走行距離、運動量を踏まえると減少に転じることを期待していたのですが、結果は真逆でした。思い当たる節は2つ。
1つ目は高強度のローラーを使ったパワートレーニング(無酸素運動)に多くの時間を充てたこと。
2つ目は、プロテインの種類を減量用から筋肉増強用に変更したこと。
加えて、テレワークの合間にリフレッシュがてら筋トレを取り入れたので短期間で身体に変化が現れました。今までヒョロヒョロだった脚を中心に筋肉がつき、全体的に身体が大きくなりました。
個人的に筋肉増強による肉体改造はWelcomeなんですが、問題は体脂肪率が減っていないこと。重い筋肉が増えたにも関わらず、体脂肪は減ってないんです。そりゃ~ 体重はどんどん増えてしまうわけですね。
結果として重いギアを踏んでペダルを回すパワーはついたので、平坦はこれまで以上に速く走れるようになりました。短い登り坂も加速しながら一気にクリアできるようになりました。
しかしながら、勾配が7%を超えてくると明らかに身体が重く感じられ、長い時間そのペースを維持することができません。この2か月間の巣ごもりトレーニング期間中に絶対的なパワーを手に入れたものの、俊敏性・機動力を失ってしまったわけです。
どこかで聞いたことがある話ですよね?
そうです。アレです。ドラゴンボールでセルとの戦いの際にトランクスがパワーに頼り切った変身をやらかしてスピードが疎かになってボコボコにされてしまったというアレです。
これを筋トレ通(?)の界隈では「トランクス・シンドローム」と呼ぶそうです。
まぁ、ここまで極端ではありませんが、かなり近い状況かと・・・ 私はこの2か月間、巣ごもり&ローラートレーニングという精神と時の部屋でヒルクライムには非効率なトレーニングをしていたのかもしれません。
何事もバランスが大事ですね。猛省して適度な有酸素運動を取り入れることと、食生活の改善に取り組みます。
ちなみに小柄な私がヒルクライマーとしての理想形はこの姿です(笑)
コメント