ここ2か月ぐらい仕事の関係で心拍数を継続的に測定する機会があり、取引先とこんなやり取りがありました。
取引先「測定結果を拝見すると、異様に安静時心拍数低いですよね?何かスポーツとかされてますか?」
私「ええ、まぁ、自転車で通勤してます」
取引先「ちなみにどれぐらい乗られてますか?」
私「毎日、往復で3時間、60kmぐらいですかねぇ・・・」
取引先「・・・・納得です(笑)」
自分にとって自転車は既に日常生活のリズムに組み込まれており、何も意識することなく知らず知らずの間に心臓が鍛えられていたようです。
毎日Garmin vivosmart HRでライフログをとっているんですが、心拍数についてはロードバイクに乗っている間の値しか見ていなくて、安静時心拍数には全く関心がありませんでした(^^;)
この日の安静時心拍数は48 bpm。Wikipediaによると、男性で60~70 bpmが標準らしく、60 bpmを下回ると徐脈状態と言うそうです。徐脈状態には様々な要因があり、スポーツ心臓もその一つらしいですね。
安静時心拍数(安静にしているときの心拍数)は、人間の場合、男性で60~70程度、女性で65~75程度。
最大心拍数(拍動が最も速くなった場合の限界値的な心拍数)は、年齢が高くなるほど下がる傾向があり、一般的に成人では「220-年齢数」程度、高齢者や低体力者では「215-年齢数」であるといわれる。安静時心拍数の異常とは、安静時心拍数が高すぎるか、または低すぎるかの二つである。一般に安静時心拍数が100を超える状態を頻脈、60を下回る状態を徐脈と呼ぶ
持久力の鍛えられたスポーツ選手は安静時心拍数が少ない傾向にあり、1分間に30〜40回という人もいる。Uth–Sørensen–Overgaard–Pedersen 推定によると、安静時心拍数と最大酸素摂取量は反比例の関係にある。
Wikipediaより引用
最大酸素摂取量(VO2Max)は、15 ×最大心拍数 ÷ 安静時心拍数 で求められるので、自分の測定値に当てはめると、
最大酸素摂取量(VO2max) = 15 × 200 bpm ÷ 50 bpm = 60 ml/kg/min
となり、Garminの自動計算結果と近い値になりました。この一年のVO2maxの主な上昇要因は心臓が鍛えられたことによって安静時心拍数が下がったことではないかと。(最大心拍数は200 bpmから上がっていないため)
今更だけど、自分はスポーツ心臓なんだと自覚しました。子どもの頃からずっと水泳をしていたので昔からなのか、ロードバイクに乗り始めてからなのかは分からないけど、どちらかというと持久系スポーツに向いてる(?)ということを改めて認識しました。
スポーツをやるには何かと不利な体格だけど、この機会に心肺能力を活かした戦い方やトレーニングを真面目に考えてみようと思います。
まぁ、長距離は苦手だし、嫌いだけどね。
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