2日連続でヒルクライム。今日は巣ごもり期間中のローラートレーニング(主にパワートレーニング)の成果を測るべく単独で時坂峠に行ってきました。
時坂峠に来たのは今日で6回目。全長3.8km、平均勾配7.7%で勾配の変化が少なく、ひたすら我慢勝負という個人的には好きなタイプのコースです。富士ヒルのコースをギュっと縮めて角度をつけた感じですかね。
タイムトライアル開始
軽くアップを済ませてアタック開始。このコースの辛いところは、スタート地点からいきなり急勾配が続くこと。
あっという間に心拍数が180bpmを超え、全身が悲鳴をあげ始める。ハードなパワートレーニングのおかげで重いギアを踏めるようになったものの、ヒルクライムの辛さが軽減されたわけではない。レベルアップすればするほど全開アタックが辛くなるのがヒルクライムの難しさであり、醍醐味でもある。
昨日の梅野木峠で薄々気づいていたけど、中盤付近ではっきりと分かった。「身体が重い、これ最後まで持たない」と。
実はここ数か月の間に体重が急激に増加。巣ごもり期間中の運動不足と筋肉増強によるダブルパンチで5kg近く重くなった。(ちなみに1年前の富士ヒルには56kgで臨みました)
心拍数は195bpm超えで推移。瞬間的に200bpmを超えることもあり、フルパワーの筋トレ(無酸素運動)を続けているのと同じ状態で限界はもうすぐそこ。
終盤は勾配が緩くなり、ラストスパートのセクション。・・・が、ここで完全にタレて心拍数が低下。重いギアを踏めなくなり、残りは軽いギアで回して惰性でフィニッシュ。
リザルト
結果は13分45秒で自己ベストを更新。昨年末のアタックから37秒縮まったけど、内容が悪かったですね・・・
トータルでは前回のタイムより速くなっているものの、要所要所でタレて差を縮められているのが↓の自己比較グラフから分かります。おそらく筋力で力任せに引き離すも、長続きせず追い付かれるの繰り返しかと。
ちなみに時坂峠のStravaセグメントのランキングは以下のとおり。
緊急事態宣言解除で賑わう時坂峠
都民の森の人気に隠れて意外と穴場な時坂峠。普段は閑散としていて他のサイクリストの方と会うことは少ないんですが、今日は大賑わいでした。
頂上で元東京ヴェントスサポーターの鈴木さん、三宮さんともお会いすることができ、久しぶりに自転車談義に花を咲かせることができました。ありがとうございました!
まぁ、課題が残る今回のTTでしたが、今後のトレーニングの方向性が明確になりました。次は時坂峠12分台目指して頑張ります!
コメント
尋常ではない速さですね〜 ぼくは15分台が限界です、、、が、まずは14分台目指して頑張ります!体重、難しいですね。ペーター・サガンの自伝を読んでいたら、「自分は太りやすいから、いつもコーチに痩せろ痩せろ言われるのが、不愉快」「確かに痩せると軽くはなるが(自分の走りに重要な)「キック」が失われて逆にダメになる」というような話が書いてありました。一長一短ですね。
ちなみに、ぼくは元プロ参加レースで走っていた方に教えて頂いた時は、「筋力トレーニングしつつ、もう少し増量した方が良いのではないか」とアドバイスされました。
ちなみに2年程前に初めて時坂峠を登ったときは16分29秒でした。そこから15分台、14分台へはすぐに到達できたんですが、今回の13分台までには壁があった気がします。私の場合、その壁を打ち破ったのが今回のパワーでした。なので、サガン選手自伝のコメントはとても共感できますね!
ヒルクライムはパワー・ウェイトレシオ(w/kg)が重要になります。Konnoさんの場合、トレーナーの方が仰るとおり、分母(体重)はこれ以上絞りようがないと思いますので、筋肉増強で分子(パワーおよび体重)を大きくするのが一番合理的かと思います。