4月14日稲城北緑地公園 河川敷特設会場で開催された「Kid’sサイクルチャレンジ稲城」に参加しました。内容は、自転車の安全な乗り方、スラローム、模擬レースなど。自転車に乗り始めたばかりのテンマにとってはちょうど良いイベントです。
半日のスクールで参加費500円。サイクルキャップまでもらえるという超良心的な価格設定。
多摩川沿いに咲き乱れる桜。桜吹雪がきれいでした。
キッズサイクルチャレンジ午前の部
参加者の層としては、初心者からバリバリの現役シクロクロスレーサーまで、小学1年生から6年生までと様々。
午前の部参加者は十数人。テンマが最年少でした。
スクールの講師陣は東京ヴェントスの選手の皆さん。自分もロードバイクでいつもお世話になっています。
コース試走
まずはみんなでゆっくり長くて複雑な稲城クロスのコースを完熟走行。
先導は東京ヴェントス高木選手
参加者の中には数年前までランバイクレースで一緒のチームで活動していたお兄ちゃん達の姿も。初めて走るステージで知っている先輩がいるのは心強いです。
FIRST KIDSの先輩のタロウ君
同じくFIRST KIDSの先輩のタケル君とリュウタ君
最後尾から小さな身体と自転車でついていきます
オフロードはあまり走らせてなかったけど特に怖がる様子は無し
終始笑顔で走行するテンマ
細くウネウネしたコースが楽しいらしく、「廃線跡みたいで楽しい♪」と。結局、鉄道が基準なのね・・・(^^;)
加速と変速の基本
ここからは経験者と初心者のグループに分かれて、それぞれの練習メニューをこなします。テンマはもちろん初心者のグループ。
東京ヴェントスの二戸監督と伊藤選手が担当
二戸監督の話を真剣に聞く子ども達
まずは、50mぐらいの直線を適切なギアを使って加速していく練習から。
変速については、日頃のサイクリングで叩きこんできてたので問題なくクリア
次は少し重いギアを使ったダンシングによる加速の練習。
こちらも普段から坂道を登らせているので自然に身についていました
ブレーキの基本
次に自転車を運転するにあたって一番大切なブレーキの練習。フロントとリアそれぞれのブレーキ特性を頭で理解した上で、自ら体験します。30mぐらいの短い直線でフロント、リアブレーキそれぞれでフルブレーキング。実際にロックさせてみて限界を知るというちょっと高度な練習です。
フルブレーキング時に荷重を後ろにずらしてバランスをとる例を見せる伊藤選手
テンマにはまだ難しかったようで、ブレーキをロックさせることができず。普段のサイクリングは多摩川サイクリングロードを使ったロングライドがメインで、あまりこういう練習はしてこなかったからなぁ・・・ 安全のためにもちゃんと練習させなきゃですね。
制動距離も長め。まだ握力が足りないのかな?
コーナリングの基本
次はコーナリングの練習です。コーナー進入時の減速とライン取りが大切。2歳からランバイクレースをやってきたおかげなのか、コーナーについては他の子と比べても遜色ないレベル。二戸監督にも褒めていただきました。
模擬レース
練習の最後は、参加者全員でコースを使った模擬レース(全2周)。頑張ってついていって完走することが目標かな。
出走前に気合のポーズで記念撮影
模擬レース(午前の部)の動画
スタートでいきなりペダルキャッチミス。泣きそうになりながら追走開始。集団に追いつくも、狭いコースで前走者を抜く術を知るわけもなく、ずっと最後尾。
道幅が広がる区間でインをついて1人抜く。この辺の嗅覚はランバイクレースで培ってものが活きてる。しかしながら、今度は逆にインをつかれ、当たり負けて落車。
自転車でまともに転んだのはこれが初めてだったので、ビックリしたんだろうね。その場で泣き出してストップ。(動画はここまで)
東京ヴェントスの選手達に励まされて再スタート。既に2分以上ロス。
涙を拭いて追走開始!
頑張って再度前の集団に追いつく!今日一番のハイペース。
プロ選手を引いて集団の先頭を走るテンマ(笑)
最終ラップ終盤で前走者を捉えた。
最終コーナー手前で3人をロックオン!
ゴール。最後まで頑張ったけど前に出ることができませんでした。
模擬レースだったけど、テンマにとってほろ苦いデビュー戦となりました。ランバイクレースもデビュー戦はダントツのビリだったなぁ。ここからまた新たなスタートかな!
最後は参加者全員で記念撮影。主催者の皆様、参加者の皆様お疲れさまでした!
お馴染みのエイ!エイ!オー!!でハイ、チーズ!
イベント終了後は隣の公園でまったりと。
参加賞でもらった稲城クロスのサイクルキャップが気に入った様子
久しぶりに会ったFIRST KIDSのチームメイト達と楽しくじゃれ合う。こうして見るとまだまだ幼い子ども。
・・・と、ここで終わって帰るつもりだったんですが、テンマが
「悔しい・・・ もっと走りたい」
と。急遽午後の部に当日申し込みで参加することになりました(^^;)
キッズサイクルチャレンジ午後の部
多くの子ども達で賑わっていた午前の部とうって変わり午後の部の参加者はテンマを含めて4人。
ほぼマンツーマンで指導してもらえるという贅沢な練習会
人数が少ないためレベルによるクラス分けは無し。練習メニューも共通となります。
同じ小学1年生の子がいたけど、初心者はテンマ一人のみ
スラローム走行
午後一発目はスラロームの練習から。ランバイクで散々やってきたメニューだけど、自転車でスラロームをやるのは初めて。
東京ヴェントス高木選手のお手本。曲がる方の膝を上げる。
ランバイクでの経験があるので、これぐらいの幅なら難なくクリア。
幅が狭くなると一気に難易度が上がり、コーンに激突
何度か練習してクリアできるようになりました。ストライダーとのホイールベースの違いに慣れてきたかな?
8の字走行
次はコーナリングの基本とも言える8の字の練習。これもランバイクで嫌というほどやらせてきたメニューなので基本的なポイントは理解しているみたい。
8の字はとても良い練習です。競技をやらない子にも安全のために是非身に着けてほしいテクニックです。
視線は次のコーンへ。まだ探り探り走っているようでバンク角は浅い。
降車~シケイン(階段)
ちょっと想定外だったメニュー。シクロクロスでは定番の階段だけど、テンマには厳しい。
障害物手前で減速して降車
自転車を担いでそのまま階段を駆け上がる
実際の稲城クロスのレースではこの階段がコースの一部になっているそうです。
うーん・・・ テンマには無理だな。むしろ自分自身が教えてもらって練習したいぐらい(笑)
先日のMistral Cycle Xross Games第3戦ではシケインで大苦戦しました・・・(泣)
予想どおり自転車を持ち上げることすらままならない・・・
GRAPHIS GR-KIDS20の重量は約13kgで、自分のフルサイズのシクロクロスバイクよりも重い。
果敢にチャレンジするも、持ち上がるはずもなく・・・
伊藤選手に抱えてもらいながらクリア
シケインに関しては、テンマ自身の身体の成長とが必要。今後シクロクロスのレースに出るならば機材の軽量化が必須かな。
ボトルキャッチ
シケインに引き続き、またまた初心者には難しいメニュー。片手運転の練習をさせたことがなかったのでハラハラしながら見学・・・
走りながら片手でボトルをキャッチし、その先でボトルを渡す練習
まだ手が小さいのでボトルをつかめないのでは・・・ と心配しながら見守る。
ナイスキャッチ!
バランスを崩すことなくボトルを渡すことに成功
右側の練習も難なくクリア。知らないうちにバランス感覚が身についていたみたい。
コーナリング
午前中よりレベルが上がり、ミニコースを使ってのコーナリングの練習。2人1組でポジションを入れ替えながら走る。
各コーナーで東京ヴェントスの選手が適宜アドバイスをしてくれます。
模擬レース
午前の部同様に練習の最後は模擬レース。少人数のガチレースになります。
「何周走りたい?」との高木選手の問いに対し、「3周!」とやる気満々に答えた子が3人。
ちなみにコースは子どもにとってはかなり長め。結局、ウォーミングアップ1周+レース2周となりました。
午前の部の雪辱を晴らすべく気合を入れてレース開始!
模擬レース(午後の部)の動画
午前の部同様にスタートでペダルキャッチにもたついて出遅れる。(ハーフトゥクリップはレースに向かないね) その後、追走して前走者とバトル開始。1周目の終盤にコーナリングミスしたところを見逃さずパス。そのまま振り切り、2周目もタレることなく走り切ってゴール。相手は同じ小学1年生だったけど、シクロクロスレース経験者。各上相手に頑張りました。
全部出し切ったようで、さすがにゴール後はヘロヘロでした。
ランバイクレースにはない初めての長いのレース(約8分)だったけど、ランバイクや日頃のサイクリングで培ってきたスタミナが役に立ったかな。イベント終了後もコースをぐるぐる走り回っていました。たぶんテンマは自分以上に体力馬鹿(笑)
一緒に走ったお友達、選手達と記念撮影
改めて、主催者の皆様、参加者の皆様楽しい時間をありがとうございました。
また稲城クロスのコースを走りたいそうです。こんなに楽しそうなテンマ久しぶりに見ました。
小学校に上がり、今後どのスポーツに打ち込んでいくかは未定ですが、テンマ自身のやる気次第ではシクロクロスの道に進むこともありかな?じっくり親子で考え、楽しんでいこうと思います。
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