夏季休暇を利用して帰省されていた会社の先輩の小川さんとライド。私は通常どおり勤務日だったのでテレワーク前の早朝ライドにお付き合いいただきました。
私の都合で集合時間は朝4時半。8時には家に戻らないといけないので、近場でサクッと登れてヒルクライムの達成感が得られる時坂峠をチョイス。時間があれば都民の森にお連れしたかったんですけどね~ すみません。
時坂峠ヒルクライム
普段からツーリングをメインに楽しまれている小川さんですが、ヒルクライムは苦手でいつも山岳コースは避けているとのこと。時坂峠は全長3.8km、平均勾配7.7%(長すぎない、緩すぎない)と、苦手を克服するトレーニングにはもってこいの場所です。
ヒルクライムが苦手と言う小川さんでしたが、今日のライドを経てヒルクライムに興味を持っていただけたようです。また帰京された際は一緒に走りましょう!
なお、パワーメーターの購入をおすすめし、現在検討中とのことです( ̄ー ̄)ニヤ
バロックギアの使用感について
今日がバロックギアを装着してからの初ライドだったので備忘録として。
ネット上のレビューによると、「慣れるまでペダリングがギクシャクする」とありましたが特に違和感は無し。平坦で軽く回している限りでは多少ケイデンスが上がり気味になるぐらいで、真円チェーンリングとの差はあまり無いかと思います。フロントディレーラーの変速性能にも特に影響はありません。(Di2の恩恵か?)
時坂峠では小川さんと一緒に50~60%の出力、60~70rpmのケイデンスでのんびりヒルクライム。ここで初めてこれまでとの違いに気づく。踏んでいくと引き足を意識することなく、勝手にペダルが戻ってくるんです! 一生懸命回さなくてもケイデンスが維持できる。なんとも不思議な感覚です。おそらくレビューで「上りが楽になった」「ケイデンスが上がった」と言うのはこのことなんだと思います。ケイデンスが上がるということは、その分パワー(w)も上がっているので理論的にはこれまでよりも楽に速く上れるということになります。
では、全開ヒルクライムではどうか?
距離にして約200m、時間にして約30秒おもいっきり踏んでみました。そのデータが↓の赤丸の部分になります。勾配8%の坂でケイデンスは100rpmぐらいまで上がり、パワーメーターの数値は600w超えをキープ。こんな数値見たことないです・・・(汗) 当然ながら心拍数は196bpmまで跳ね上がりました。
瞬間的なアタックだったので確かなことは言えませんが、バロックギアの破壊力の片鱗を見た気がします。バロックギアが引き足の部分をアシストしてくれるので、休む間もなくより速いペースで強制的に踏まされるわけです。ただ、裏を返せば、それはあっという間に限界を超えて自滅してしまうということになります。自分のキャパの範囲で踏んでいる分にはヒルクライムを楽にすることができるアイテムですが、前回の記事に書いたとおり、諸刃の剣ということなんだと思います。(もちろん素人の私見ですが)
次回はもっと長い距離を踏んで試してみようと思います。
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