MERIDA CYCLO CROSS CANTIに乗り換えて一番感動したのは電動シフト「Shimano Di2」。機械式シフトでは味わえない快適さとパチパチ決まるシフトチェンジの感覚がたまらない。ちなみに、Di2はDigital Integrated Intelligenceの略。Iが2回だからDi2なのね。
Di2が動かぬ!
そのDi2が納車2週間足らずで故障。通勤で会社から自宅に帰ってきて、しばらくして触ったら動かなくなっていた・・・。
(。_。`)チーン
断線や接触不良を疑うも目に見える範囲では異常は見当たらず。ステムの下に取り付けているジャンクションAのLEDもうんともすんとも言わず、バッテリー残量の確認もできない状態に。
フル充電で納車され、走行距離はまだ約450km。「1,000kmは余裕でもつよ」と言われていたのでバッテリー切れの可能性は低いと思われるが、まだバッテリー充電器を購入していないので確認する術がなかった。
電動コンポは快適で便利な反面、目に見えない部分が多いため一度動かなくなってしまうとトラブルシューティングがたいへん。結局この日は何もすることができず、翌日の自転車通勤は諦めることにした。
バッテリー充電器接続
翌日、急遽友人からバッテリー充電器(Shimano SM-BCR2)を借りてバッテリーの充電を試みた。併せて自分用の充電器も注文した。ちなみにこの充電器はシマノ専用品で全く汎用性がない。この機能でこの値段は高すぎると思うが背に腹は代えられない。
ジャンクションAのコネクターに接続するも、充電ランプが点灯せず。PCとUSB接続し、専用ソフトウェア「E-TUBE PROJECT」の異常診断ツールを試そうとするも、そもそもPCから認識されず。
むむむ・・・ そうなると、ジャンクションAの故障かバッテリーの故障。はたまたリアディレーラーの故障? いやいや、フレーム内を通しているエレクトリックケーブルの断線も疑われる。
え!?それって全部やん!!
ちなみにDi2の内装用バッテリーはシートピラー(シートポスト)に収納されている。取り出してみると・・・・
水滴がついて湿ってる( ̄□ ̄;)!!
ショップへ持ち込み
立ち行かなくなってしまったため、機材一式をショップへ持ち込み症状を診てもらうことにした。特に断線はなく、やはり原因はバッテリーの故障だった。
その場で新品バッテリーに交換してめでたくDi2復活。バッテリー充電器に加え高い買い物になってしまった。
バッテリー浸水の疑惑
はい。思い当たる節大有り。
MERIDA CYCLO CROSS CANTI が納車されて以降、雨続きでここぞとばかりに雨の中を走り回ってた。
まさかシートポストのところにバッテリーが内装されているとは知らず、ジャバジャバ洗ってた。シートポストを外して乾燥させていれば違う結果だったかもしれないが後悔先に立たず・・・ 痛い出費だったけど授業料だと思うしかないな。
シクロクロスバイクはオフロード専用車にあらず
シクロクロスと言えばドロドロのマディコンディションや雪の中で走っているイメージがあるけど、基本は繊細なロードバイクのパーツで組まれているんだよね。シクロクロス専用パーツというとフレームとブロックタイヤぐらいで他はほとんどロードバイクの流用といったところか。
ショップの店長から「使い方が荒い。オフロード専用のMTBと同じ感覚で乗ってると壊れてしまうよ!シクロクロスバイクは”オフロードも走れる”ぐらいに思ってた方が良いよ」と釘を刺された・・・ おっしゃるとおり(+_+)
シクロクロスバイクに乗り換えた以上、オフロードを全く走らないという選択肢はないけど、こいつとは長い付き合いになりそうなので大切にしていこうと思う。
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