炭鉱の町 志免町

鉄道

10月18日(土)。小倉で仕事だったので、休日を利用して小旅行を。目的地は幼稚園~小学校1年生まで住んでいた福岡県粕屋郡志免町。昔の記憶をたどりながら町を散策してきました。

小倉から博多まではJR九州の特急列車883系ソニックで。インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインした車両です。 グフっぽくてカッコイイ!!

新幹線のようなシュッとしたデザインも好きですが、個人的にはこのようなメカメカしいデザインの方が好み。青色というカラーリングも目立ちますね。

デッキも広々としていておしゃれ。

ミッキーマウスのようなヘッドレストが特徴的なシート。あまり違いは実感できませんでしたが、快適でした。

博多から志免までは西鉄バスで20分程。

赤レンガ造りが特徴的な志免町役場。

当時通っていた志免中央幼稚園。新しく立て替えられたらしく、昔の記憶とは全く違う建物になっていました。

幼稚園の横の茂み。当時ここで5メートルクラスの大蛇を見た記憶があるのだけれど、たぶん普通の蛇だったんだと思う(苦笑)

近所を流れている宇美川。もっと大きな川だと思ってたけど、あれれ?こんなものか。幼児と大人の目線の差を改めて実感。

入学から小学校2年生の1学期まで通っていた志免中央小学校。当時もでかいグラウンドだな~と思ってたけど、今見てもやっぱりでかかった。親が転勤族で小、中と転校続きでいくつかの学校に通ったけど、ここが一番大きかった。

小学校に隣接する公園。昔はここにSLの車両が展示されてあり、放課後は友達とよじ登ったりして遊んでました。後で調べてみたところ、解体寸前のところで別の町へ譲渡されたそうです。

家の近くの原っぱ(畑)。春先には蓮華がたくさん咲いて綺麗でした。真ん中の島みたいなところを秘密基地にして遊んだなぁ。

よくボール遊びをした「ふれあい公園」

昔住んでいた家。外壁の色以外は当時のまま。いったい築何年???
ザリガニや水生昆虫を採って遊んでた裏の田んぼは駐車場に。ちょっと寂しい。
近所の西友はそのままでした。昔は2階にミニ四駆のコースがあって、よく走らせに行ってたな。
通っていたスイミングスクールは居酒屋になっていました。

せっかくの機会なので、昼間っからビールと寿司でまいう~
バイトのお姉さんにたずねてみました。
「いつスイミングスクールつぶれたん?」
「私18歳ですけど、物心ついたころにはもうなかったですよ」

「・・・・・。」

ごめん、質問する相手間違えた。若過ぎや・・・(^^;)

腹ごしらえをした後は、足を延ばして志免町のシンボルでもある竪坑櫓を見に志免鉱業所跡地へ。

国の重要文化財に指定されている竪坑櫓。子供の頃はこれがいったい何なのか分からなかったけど、なぜか記憶には鮮明に残っています。それだけインパクトのある建物だったんでしょうね。

終戦前に建設されたもので現存しているのは世界でも志免炭鉱と龍鳳炭鉱(中国・撫順市)、トランブルール炭鉱(ベルギー・リエージュ州)の3か所だけとのこと。

地下の坑道に入るための坑口も残っていました。もちろん中には入れません。

炭鉱の跡地はきれいに整備されて公園やグラウンドになっており、子供連れの家族で賑わっていました。これからも町のシンボルとして大切に残していってほしいですね。

半日かけて町を散策し、最後はふくやでお土産の明太子を買って帰路に着きました。

約26年ぶりに歩いた志免町。残念ながらここにはもう誰も知り合いはいないけど、当時の懐かしい思い出にひたりつつ、この歳になって新たな発見も。こうやって人生を振り返る旅行も良いですね。30年後ぐらいにまた来ようと思います。

<おまけ>

博多駅で初めて実車を見た500系新幹線。カンセンジャーで子供達に人気(?)

こちらも初めて見た800系新幹線つばめ

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