はじめに
Zwiftと双璧を成すバーチャルサイクリングアプリRouvyを用いたバーチャルレースイベントに参加しました。その名も「木曽おんたけサイクリングワールド2021」。現役プロ選手や著名なサイクリストの方々と一緒に走れ、YouTubeでレース模様が配信されるということで、これは絶好のチャンスと思いエントリーしました。
ただし、参加資格としてRouvyへの登録(14日間無料)とスマートトレーナーが必須。
安心してください。導入済です!
これまでスピンバイク&Zwiftを全面的に推してましたが、いろいろあって結局ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーにたどり着きました (^^;) (この辺のくだりはまた後日)
出走準備
今日の東京は快晴で2月とは思えないポカポカの陽気。絶好のサイクリング日和なんですが、自宅に籠ってバーチャルレース。
本イベントでは、ロードレースの部とヒルクライムレースの部があり、後者にエントリー。スタート時点で121人のエントリーがあり、目標は高く 上位5%を狙うことにします。
コースは実在する王滝村からおんたけ2240スキー場に至る全長10.56km、平均勾配6%のヒルクライムレースとしてはミドルレンジのコース。
メインディスプレイにApple TVからRouvyの画面を表示し、ノートPCの画面にYouTube配信を表示。通常のZwift のレースイベントと違って木曽のレース会場側の状況が見え、MCの語りもあって面白い。
ヒルクライムレースの部
2020年はコロナで一度もヒルクライムレースに出れなかったので久しぶりのレース。バーチャルレースとは言えガチンコ勝負なので緊張する・・・
ちなみにヒルクライムレースの部への招待選手の面々は↓の皆様。
定刻の11時30分になり、全車一斉にスタート!
レースの模様の詳細は↓の公式動画(1:29:00あたりから)をご覧ください。
予想どおりZwiftのレースと同様にスタート直後から強烈なスタートダッシュがかかり、ここで離されてはお終いと先頭集団に食らいついていく。
序盤は4~6番手あたりをキープ。常に5w/kg以上のペースで脚と心臓が悲鳴をあげる。
し、死ぬぅ~!!
序盤からのハイペースで↓このとおり集団を形成する間もなくバラバラに。
レース中盤は無心になってひたすら耐えるのみ。「自分が辛いパワーは相手も辛い」。そう言い聞かせてひたすら耐える。そのような状況で、時々自分にフォーカスが当たって実況で名前を呼ばれるとドキっとする。
YouTube配信のチャットにはリアルタイムで応援のメッセージも。MCの方が読み上げてくれ、走りながら聞いていてとても力になった。
レース終盤。常に5w/kgのパワーを維持することができるわけもなく、後ろからジワジワと追い上げてきた選手達に抜かれて一時は8番手まで転落。
その後、抜きつ抜かれつの接戦を制して7番手に。那須ブラーゼンの佐藤宇志選手をロックオンし、6番手争いにもつれ込む!
あと少しで並ぶ!というときに、佐藤選手のアバターが停止。不本意ながらもそのまま抜き去ってゴールスプリントへ・・・
MCの方のアナウンスを聞きながら6位でフィニッシュ!
リザルト
結果は29:21.7と自己ベストを大幅に更新し、7位/75人でした。画面上ではアバターが停止していた佐藤選手ですが、走行記録としてはちゃんとゴールしていたようで、コンマ3秒の差で負けました。
Rouvy上の全リザルトは↓こちら
ちなみに1位~6位までの方々はこれまで大きなリアルなレースで数々の実績を残されている早々たるメンバー。しかも皆さん自分よりずっと若い(笑)
無名のアラフォーのホビーヒルクライマーがここまで食い下がれたのは上出来でしょう。
レース中の平均パワーも過去最高の286w、5.0w/kgを記録。
というわけで、今回は頑張った自分を褒めることにします!
おわりに
今回初めてバーチャルレースイベントに参加しましたが「楽しかった」の一言に尽きます。単なるRovy上でのバーチャルレースではなく、木曽おんたけ地元をあげてのリアルとバーチャルの連動イベントということで画面を介して人の温かみを感じることができました。プロ選手や著名人と一緒に走れるというプレミアム感も良かったです。
もちろん競技面においてはリアルに勝るものはありませんが、コロナ禍におけるロードレースやヒルクライムレースのひとつの開催形態なりますし、地元の観光誘致にも繋がると思いました。木曽おんたけにはまだ行ったことがありませんが、今回のイベントを機に実際に訪れてみたいなと感じました。
主催および運営、招待選手の皆様、楽しいイベントをありがとうございました。
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