ストライダーで速く走ることにおいて最も重要なのは、ハンドルとシートのセッティングです。どんなに高価なパーツで武装しようとも、これらのセッティングが出ていないと足で地面を蹴る力が効率的に伝わらず、無用の長物と化してしまいます。そこで今回のテーマはハンドルの高さについてです。
これまで使っていたのは写真のライザータイプのカーボンハンドル。昨年11月にハンドル長を見直したのですが、それでも「ハンドルが少し高いのではないか?」とのアドバイスをいただきました。ライザータイプなので取り付け角度でハンドル高は変更できるのですが、前後の距離が変わってしまうことを嫌い、単純にハンドル高を下げられるストレートタイプのハンドルバーを探すことにしました。
チームメイトのケンタ君よりストレートタイプのカーボンハンドルバーを譲っていただきました。ありがとうございます!
貧乏性なのでグリップは再利用。かなり薄いCHAMP GRIP、破かないように慎重に外していきます。たまに力づくで外したり、潤滑油を拭いてドライバーでぐりぐりやってる人を見かけますが、水に濡らすだけでスルっと抜けます。
それでも抜けないようであれば、石鹸水に浸して細い棒でグリップ内に染み込ませてやれば抜けるはずです。
これまで使っていたライザータイプのカーボンハンドルバーは78g。
新しく取り付けるストレートタイプのカーボンハンドルバーは73gで、若干の軽量化。ハンドル長は36mmとこれまでよりも10mm程度短め。
<Before>
ステムはKCNCの70mm前方にオフセットするタイプ。以前はグリップ位置がステムより上にありましたが、
<After>
ハンドルバーを交換することで、ステムと同じぐらいの高さになりました。
ハンドル高が下がり、ハンドル長も短くなったことで、脇が広がることがなくなり、自然なフォームで乗れるようになりました。
合わせてシート高もリセッティングすることで、トップスピードが上がり、コーナリングもスムーズになりました。ライダーも日に日に成長しているので、常に最適なセッティングを見出すことは難しいですが、それもストライダーの楽しさのひとつなんですよね。
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