桶川スポーツランド(旧コース)でGPSロガー(747PRO)をテストしてきました。
結果は想像以上に良好!分析結果は今後の練習に十分活かせそうです。
3カ月ぶりの走行。
■LAP+のインストール
747PROはあくまでロガーです。
収集したデータを解析するには専用のソフトウェアが必要になります。
お勧めはサーキット走行データ解析に特化したLAP+(ラプラス)。なんとフリーウェアです!
最新版のダウンロードはこちら
※使用前に747PROをLAP+用に初期化しておくことをお忘れなく!
公式サイトのマニュアルはこちら
■ロガー本体を取り付ける
GPSロガー747PRO
GPS衛星との間に障害物がない方が高精度で記録できるそうなので、シートカウルの上にロガーをテープで固定。
■走行データ収集
あとはロガーのスイッチを入れて走行するだけ。
振動を感知して自動的に計測を開始してくれるので、
一度スイッチを入れてしまえば一日中放置でOK。
バッテリーの持ちも良いので、一日中電源ONで問題ありません。
でも、くれぐれも転倒にはご注意を・・・・
■走行データの取り込み
1. LAP+View.netを起動する
2. 747PROをUSBケーブルで接続する
3. 自動的にデータ取り込み処理が始まります
データ量によりますが、半日の走行データであれば、1分弱で取り込みが完了します。
こんな感じで収集した全データが一括で表示されます。
この図ではすべての走行軌跡、速度、バンク角が表示されています。
任意の場所に光電管に追加します。
複数個所に光電管を追加することで区間タイムの分析も可能です。
こんな感じでラップ毎のデータが表示されます。
この図はこの日の上位3ラップを比較したものです。
ラップ毎の以下のデータを重ね合わせて視覚的に比較することができます。
【計量値(サンプリング周期は0.2秒)】
・走行ライン(位置データ)
・速度
・バンク角
【統計値】
・最高速度
・最低速度
・平均速度
・ラップタイム(ラップタイマーとの誤差は0.1~0.5秒)
さらにすごいのは、走行ログをアニメーションさせて再現することができます。
百聞は一見にしかず。↓の動画をどうぞ。
自分より速い人のデータと比較することで、自分の走りとの違いを定量的に分析することができます。
こりゃ~便利!!
さらにさらに!
LAP+ Analyzer Web extensionを利用すると、走行ログを自動で解析し、レポートをPDFで出力してくれます。
また、Googleマップと走行軌跡を重ね合わせてラインを確認するなんてことも。
まぁ、誤差が結構あるので、この機能は参考程度かな。
あ!データ分析の甲斐があってなのか、旧コースの自己ベスト更新です
44秒67 → 44秒211
分析結果からラップ毎にラインやブレーキングポイントにばらつきがあることが分かったので
まずはそこから改善するのが自己ベスト更新の近道かな。
■おまけ
Androidケータイをお持ちの方であれば、
LAP+Fourというアプリを導入することでPC無しで手軽に走行データを解析できるみたいです。
これだけでもAndroidケータイ欲しいなって思っちゃいますね。
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