これは昨日、ストライダーを売却しようとしていたとき、天馬から言われた言葉です。
もう全然ストライダーに乗ってないし、今後の練習やレースの予定もなし。本人の関心事はもう自転車など他のことに向いてる。「まだストライダー乗る?」と聞いても「天ちゃんもう乗らない。自転車が楽しい」と。まぁ、それも成長だから自然なことなんだけど、このマシンは多くのお金と時間をかけて熟成してきただけに、親としては複雑な気持ち。できることならもう一度これに乗ってRCSの晴れ舞台で走ってる姿を見てみたい。でも、本人にはその気持ちは全くなく・・・ そんな中途半端で悶々とした気持ちに区切りをつけたくて天馬号の売却を決心しました。
2019年2月10日現在の天馬号の仕様は次のとおり。今となってはクラシカルな仕様だけど、ロードバイクからの流用パーツのNAKAGAWAエンドワッシャーやチタンスキュワーを使ってる人は少ないんじゃないかな?
- ハンドル周り
- OCFカーボンライザーバーハンドル
- KCNC フライライド AH OS 50mm 25.4mm 5D ブラック
- はなまる輪業コラムアダプター
- はなまる輪業ヘッドパーツ
- CHAMP GRIP
- odi バーエンド
- 軽量チタンボルト
- シート周り
- OCFナローサドル
- OCFカーボンシートポスト
- 純正シートクランプアルマイト加工
- 軽量チタンボルト
- 足回り(フロント)
- オリジナルホイール
- ハブ: TNI CERAMIC(ベアリングシールレス加工、オイル仕様)
- リム: buggycross
- タイヤ CST IRONKID
- DUROチューブ(仏式)
- LIXADA軽量チタンスキュワー
- NAKAGAWAエンドワッシャー
- オリジナルホイール
- 足回り(リア)
- オリジナルホイール
- ハブ: TNI CERAMIC(ベアリングシールレス加工、オイル仕様)
- リム: buggycross
- タイヤ CST IRONKID
- DUROチューブ(仏式)
- VIT x SLIC EPアダプター、スキュワー
- オリジナルホイール
- その他
- フレーム鏡面加工
- ストライダー純正スタンド
2014年のクリスマスにストライダーをプレゼントし、そこから親子でランバイクレースにのめり込んでいくことに。以下は天馬号の主な変遷。
今、改めて見ると2歳は迷走の時期(笑)。3歳の早い段階には現在の仕様のベースができあがり、そこから大きくは変わっていない。5歳になってに体格に合わせてハンドルとシートをいじったり、ヘッドパーツを付けたりしたぐらい。そういう意味では日進月歩のランバイクカスタム業界の波には乗らずに(乗る機会を逸した?)ここまで来たといえる。未だにbuggycrossベースの古いホイール(当時はマッハビット等の専用ホイールが無かった)を使っているのは天馬ぐらいだろうね。前オーナーから数えるともう6年ぐらいになるけど、OHしながら大事に使っているのでまだまだ戦闘力はある。
一方で、レース志向の親の気持ちとは裏腹に、レースよりもストライダーでお友達と遊ぶのが大好きだった天馬。まさにエンジョイライダーの代表格だったけど、やはりそれではレースには勝てず、2017年4歳最後のRCSを最後に徐々にレース活動からフェードアウトしていくことに。
周りのお友達がどんどんレースに注力していくにつれてストライダーに乗る機会も減り、2018年は数えるぐらいしか乗らず、同年代はおろか、年下のお友達にも負けてしまうぐらい実力の差ができてしまった。ちなみに、今年に入ってからは一度も乗っていない。
そんなこんなで天馬号の売却を決心。「もうストライダー売っちゃうからね。サヨナラしようね」 そう言い聞かせると、
「パパ、ストライダー売らないで。取っといて」
と。「何を今更・・・ もう乗らないだろ?どうして取っとくのさ?」という問いに対し、
「分からないけど、なんか・・・ 取っときたい」
と。支離滅裂だけど6歳ながらに思い入れや思い出とか、言葉にできない気持ちがあるのだろう。そんな天馬の言葉に、ストライダーとの決別によって気持ちの整理をつけたかったのは自分のエゴだということを気づかされ、売却を思いとどまることにした。
自分自身、これまで累計で十数台のバイクや車を手放してきた。それぞれ思い入れはあったけど、未練は全くない。過去は過去で、現在が一番大事だし、充実してると思ってる。その延長でストライダーを売却しようとしたわけだ。
でも、ストライダーは違った。2歳の頃から膨大な時間をかけて取り組み、親子で苦楽を共にしてきた。もはや金銭的な価値はほとんど無いけど、この4年間の家族の思い出がたくさんつまっている。しかも幼児期という二度と戻ることのないかけがえのない時間。自分はとても大切なものを手放そうとしていたのかもしれない。
天馬号の定位置は、購入当時から子供部屋ではなくパパの部屋。ストライダーの売却を思いとどまって一番ほっとしているのは自分自身なんだと思う。
次走らせる機会があるかどうかは分からないけど、このまま永久保存するつもり。バイクや車と違って場所は取らないし、経年劣化するパーツも少ない。室内で保管し、定期的にメンテしてやれば10年、20年後でも十分乗れるんじゃないかな?(その頃まだタイヤが存在してるか不安だけど)
親バカかもしれないけど、20年後、天馬が大人になって父親になったとき、その子(孫)に乗ってもらうことを夢見て天馬号を磨き続けようと思います。
日本では2012年に産声をあげたランバイクレース。現代の言わばランバイクレース創世記を駆け抜けてきた子ども達が親になる20年後、ランバイクレーサー2世が誕生するかもしれませんね。そのとき彼ら(彼女ら)が我が子とどのように対峙するのか、とても興味があります。ひょっとしたら親子三世代でランバイクレースに取り組むなんてこともあるかも!?
ストライダーの売却から一転して極端な未来予想図を描く展開に(笑) 売却を思いとどまらせてくれた天馬、そしてfacebook等でコメントをくださった皆様に感謝です。
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